ペットシッターブログ

ゴーンガール

祝日の昨日は、今年最後の映画鑑賞。
東武練馬で「ゴーンガール」を観て来ました。
ここんとこずっと早起きだった私は仕事がなくても無駄に早起きなため、妹より早めに行って席をリザーブしてきました。
なんせ、「妖怪ウォッチ」と「ベイ・マックス」が公開されて初の祝日ですから、売り場が混んでると予想されたので。
実際はさほどの混雑はなく、すんなりと買えました。
いやー、でも「妖怪ウォッチ」すごいですね!10時頃行ったのに、15時の回まで売り切れになってました。
まあ、やさぐれた大人が見るのは「ゴーンガール」ということで。

窓口で、クーポンなどと共にパンフレットを貰ったのですが、なんか食べ物関係かなと思いよく見てみると、「ドモホルンリンクル」のパンフでした・・・・
失礼ですよね、しかもお姉さん私の顔チラッと見てから渡しましたもん。

映画館は本作が公開2週目という事もあり、空席もチラホラ。
でも、この映画ってカップルや新婚で見るのはかなり気まずいし、見る層が限られてしまうんでしょう。
熟年のご夫婦が結構いらっしゃいました。
若いカップルもいたけど、見終わってから会話が気まずくならないのかなあと心配になったり・・・(心の中ではニヤついてたり)

肝心の内容ですが、本作を私が知ったのは「デビルズ・ノット」の時の予告編でした。
予告では、ありきたりなサスペンス映画という感じでしたが、しかし監督がデビッド・フィンチャーという事で一筋縄ではいかない内容だと納得。(色々な所で見た感想によると)

以下、ネタバレ含みますのでこれから見る予定の人はお引き取り下さい。



これは、サスペンスと思いきや、ブラック・コメディの部類です。
「レボリューショナリー・ロード」に近いものを感じました。
結婚している人から見たらホラーの部類に入るでしょう。

妻が失踪して、夫に嫌疑がかけられ、中盤に妻側の失踪後の行動が明らかにされますが、それまではとっても面白いです。
サスペンス要素もたっぷりで、グングン引き込まれていきます。
が、妻の計画がお金を奪われる事で壊れてからは、緻密に行動してた割には浅いなあと感じました。
とても頭のいい女性だけれど、どこか世間知らずな部分があるのか。

映画を見ていく上で、夫と妻のどちらの言い分が正しいのか、観ている側の私も揺れ動いていました。
初めのほうは、何故か世間からバッシングされる夫に同情してしまったんですが、妻側の言い分と夫に愛人がいたという事実があきらかになった時点では、妻のほうに共感を持ってしまいました。
そこらへんの持っていき方も監督の演出上手いなあと思ったり。

妻が失踪する事で、夫に殺害疑惑が浮上し、死刑になるというシナリオが当初の妻の計画なわけですが、たかだか浮気位でそこまでする?という感想も見ましたが、この妻にとってはプライドが許さなかったんでしょうね。
美しく、頭も良くて、夫よりも稼ぎがあり出来る女性なのに、裏切られた事。
ニューヨークから夫の実家のミシシッピに引越ししなければならなかった事。
夫の家族がいる中での自分の疎外感。
色んな事が重なって、夫は死刑になるべきであると判断したんでしょう。

普通の人はそこまでしないでさっさと離婚するだろうけど、この妻は人格障害なのかな・・・
後半で元彼のニール・パトリック・ハリスの別荘宅で、夫の会見を食い入るように見つめる妻ですが、その時に夫の名演技ぶりに「使える」と確信したんでしょう。
この場面で、妻が夫の言葉に少女のように自分への愛情を感じてたという感想も見ましたが、私にはその後に世間を使って自分たちのビジネスを成功させようという縮図が見えていたように感じます。
実際に妻が戻ってきてからは、本がバカ売れしたり、夫が経営するバーはフランチャイズ化されたりと妻が思うように進んでいくわけですし。

余談ですが、元彼役のニール。ドギー・ハウザー懐かしいなんて思ってたら、随分年とったな~。
童顔のまま老けていった感じ。
彼はゲイをカミングアウトしていて、本国では有名ですが、その彼を抜擢している時点でコメディだなんて言ってる人もいました。

妻役のロザムンド・パイクがとても魅力的で好演でした。
ベン・アフレックは普段あまりいいとは思わないんだけど、本作では役に合ってたし良かったです。
ベンってオリラジのあっちゃんに似てるなあとふと家帰ってTV観て思ったんですけど・・・・

とまあ、総体的には娯楽作品として楽しめる映画でした。
サスペンスというより、笑える要素が多かったです。
熟年の余裕のあるご夫婦なんかは笑って見れると思いますが、これから結婚を考えてるカップルや結婚生活が上手くいってない人なんかは見ないほうがいいかもしれませんね。
恐ろしくなると思います。

後味悪いとか胸糞悪くなるという感想もありますが、私はそうでもなかったかなあ。
バッドエンドってわけじゃないのよね、特に妻からすると。
夫からすると最悪な展開だけど、それが逆に妻からすれば夫への最大の復讐にもなるわけですし。
妻から逃れられないっていうね・・・
やはりフィンチャー監督の作り方は上手いなあと思わせる映画でした。
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by tabbythecat | 2014-12-24 10:00 | 映画
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