タビー肛門嚢炎になる
いつも元気なタビー君。ここ3、4年はワクチン以外で病院のお世話になる事はありませんでした。
ところが昨日夕方になり、妙に落ち着きがなくバタバタと体が痒いようで、しきりにグルーミングをしだして。 尻尾が垂れ下がってるし、よくよく見たらお尻の辺りがパンパンに腫れてました! 朝は普通に便もして、お尻をポンポンと拭いてあげてた位で何もなかったのに・・・ これはもしや、数ヶ月前にチップがそうじゃないかと疑った肛門嚢炎ではないかと思い、急いで病院へ。 診断はやはり肛門嚢炎で、だいぶ腫れて膿も溜まってるとの事でした。 膿を出して、洗浄し抗生物質の注射をしてもらいました。 今回、とにかくキャリーに入れる時から大変でした。 痛みがあるのか、少し元気がなくてずっと午後は寝てたのですが、洗濯ネットをかぶせた所、過呼吸を起こしたように息が荒くなり、キャリーに入るのもかなり抵抗。 これが一番嫌なんです。 まるで虐待しているようで、可哀想で、でも病院に行かないと良くならないし。 幸い病院は歩いて10分の所。本当にこれは助かります。 病院が近くに移転してくれて、タビーにかける負担も少なくなりますから。 しかし今回、私でもお尻付近を見ようとすると怒っていたので、病院では相当大変だなと思ってたのです。 案の定、かなりの緊張と興奮でシャーシャー威嚇し、診察中はオシッコもしてしまって、耳も真っ赤になってました。 看護師さんと獣医さん2名で保定と診察していただいたのですが、獣医さんは勿論ですが看護師さんは小柄で華奢なのに、しっかりと前足・後ろ足も保定して、暴れようとするタビーをしっかり押さえてました。 もうすごいなーと思って。 私なんて他所の猫さんにシャーシャー言われて爪でも出されたら恐ろしくて、近寄れないですもん。 それにタビーはオス猫だし、力も結構あると思うけどしっかりと保定してくれて、なんとか肛門腺の膿を出して洗浄してもらいました。 しかしこの日だけで終わるわけもなく、翌日また来て下さいと。 色々調べたらこの病気、かなり時間かかるみたいでして・・・ 炎症起こしてるので、洗浄しにちょくちょく行かないといけないようです。 通院が私にもタビーにも負担なんだよね・・・ 昨日は帰宅して、恐怖のあまりいつもの隠れ場所に行ったり、キャットタワーのてっぺんに登って私が寝る時間まで降りてきませんでした。 電気を消したら、ニャーと言いながら寝ている人の上にドーンっと乗っかりそのまま朝まで寝てました。 いつもは足元のほうにいるんですが、自分のが偉いんだと誇示したかったのでしょうか。 そして、今日再び病院へ。 夕方に行きました。今日はずっと寝ていて、昨日の晩からご飯も一切食べてなくて。 やはり痛みがあるのと通院のショックなどもあるんでしょうか。 今日は寝ている所をササッと洗濯ネットを上からかぶせて、やはり逃げようとしましたが、謝りながらキャリーに押し込みました。 昨日は全く鳴かなかったんですが、今日は少し余裕があったのか「ナオーン」と鳴いてました。 そして診察。 昨日は男の先生だったのですが、今日は女の先生のみで、多分緊張が少し和らいだようでした。 昨日のように耳真っ赤になってなかったし、多少シャーは言ってましたが、比較的大人しく診察されてました。 洗浄してもらい、何も食べてないと言うと点滴をしていただきました。 それと飲み薬はタビーには難しそうなので、2週間持つ抗生物質の注射をしてもらいました。 これで、また明後日来て下さいとの事。 家に帰ると昨日と同じで、また隠れ家に篭ってふてくされてました。 とにかく時折、体中をかきむしってます。お尻周辺が痒いのか痛いのか。 猫も肛門腺があり、犬のように絞ったりしている話はあまり聞きませんが、通常は排便時に一緒に出てくるようです。 ただ、歳をとると共に筋力の低下などで自分で出す事ができなくなる子もいるんだとか。 タビーも今年で10歳なので、色々と若い頃のようにいかないこともあるのでしょう。 今日は先程ニャアニャア鳴くので、缶詰をそっと近くに持っていくと食べてくれました。 いつもは鬱陶しい位ご飯くれと鳴くので、渋々あげるのですが、今日は食べてくれただけで思わず感動の涙が。 いつも当たり前のようにそばにいて、ご飯をもりもり食べて、当たり前のように元気にしているので、その日々がどんなに大切な時間だったか改めて思いました。 元気でいてくれてワガママにご飯をねだる事が、どれだけ幸せな時間だったんだろうと今後も一層大事にしてあげないと、心に誓いました。 しかしタビーの場合、兆候が全く見られず本当に急でした。 よく聞くのは、お尻をずるずるとひきずって歩くとかありますが、そんな事も一切なかったんです。 おまけにタイミングよく、今はものすごく暇なうえに、週末も暇すぎてイオンに行って自分の買い物でもしてこようかと思ってた所なんです。 予想外の出費になってしまい買い物どころじゃなくなったし、時間があるので病院もサッと行けたし、仕事などが忙しいと、猫をキャリーに一苦労して入れて病院に行ってという作業も結構な重荷になってしまうんですよね。 それと旅行中でなくて本当に良かった。世話をしてくれた妹に多大な迷惑をかけていたかもしれませんから。 なにしろ私以外がキャリーに入れるなんて無理ですし。 何もかもタイミングが良かったです。 数ヶ月前にチップのお尻の横に毛玉が出来てたのを嚢炎かと思って調べたりして知識も多少あったし、暇で時間のある時だったし、そこらへんはラッキーだったと感謝。 後は早く回復してくれて、食欲も戻る事を祈ってます。
by tabbythecat
| 2015-03-08 22:12
| 猫
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