ペットシッターブログ

近頃見たDVDの感想

最近見たDVDで、良かったもの、イマイチだったもの。

まずは良かった作品。
「ブルー・ジャスミン」「8月の家族たち」
イマイチだった作品。
「her /世界でひとつの彼女」

「ブルー・ジャスミン」ウディ・アレン作品です。
あまり得意じゃない監督さんですが、この作品はとても面白かったです。
セレブに上り詰めた女性の転落人生という事で、ケイト・ブランシェットが素晴らしい演技でした。
ケイトが優美で美しく、悲壮感はそれほど感じられないので見ていて滑稽な気がしました。

夫が逮捕されて、離婚し、セレブ人生から真逆の惨めな日々を送るわけですが、哀れな女性ながらもなんだか見ていて笑ってしまいます。
結婚する事で富と名誉を手に入れた彼女も、それを失うと何もない、自分自身では何一つ出来ないただの中年女なんですもの。
玉の輿とはいいますが、自分自身でも何か身につけておかないとこの主人公みたいに、ただの哀れな女になってしまうものですね。
現在何不自由なく暮らしている人だって、この先何が起こるかわからない、地道に努力する事は大事だなと。

「8月の家族たち」
メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ共演の話題作。
こちらも、家族がいがみ合い、悲惨な展開になっていく滑稽な映画です。
田舎の家族らしく、嫌な感じの親戚同士の付き合いだったり、どこの家族にもありそうな問題が次々と起こります。
なにげに豪華キャストで、エンドクレジットまでジュリアの夫役がユアン・マクレガーと全く気づきませんでした。
そして娘役が、「リトル・ミスサンシャイン」の女の子だとは!!
大きくなったもんだ~。いつの間に。

メリル・ストリープの演技は評判通りで素晴らしく、嫌味な母親を好演してます。
ガンに侵されている彼女は結局最後のシーンで、家族ではなくお手伝いのインディアンの女性に寄り添っていくという「アバウト・シュミット」的な感じがしました。
メリルは演技の幅が本当に広く、吉永小百合さんなんか、いつまでも少女のような可憐な役ばかり演じてますが、たまにはこの作品のメリルみたく、悪態ついた嫌な母親役でもやればいいんじゃないかと思います。

ジュリア・ロバーツは好きな女優さんのひとり。
日本人にはあまり好まれない派手な顔立ちですが、私は彼女の顔立ちがすごく好きです。
いつまでも美しいし、不自然に作られていない美しさがあります。

映画の中で、ジュリアの娘が「肉は動物を殺す時に苦痛を感じているから、その苦痛や恐怖を食すことになる・・」といって肉を食べないと言ってましたが、私は一理あるなあと思いながら見てました。
しかし、直後のシーンで叔父が彼女を馬鹿にしたような態度をとって、いかにも若い娘の中二病的な思考だと言わんばかりの言動は、田舎の人ならではの考えなのかなと思いましたが。
そう、あの家族は、田舎の人の嫌な部分をかき集めたような家族なんだと私は思いました。
事実、皆それぞれ離れた場所で暮し、生まれ育った家には寄り付かないという。

イマイチだった作品「her /世界でひとつの彼女」ですが。
期待して見たんですよね~。スパイク・ジョーンズだし。
といっても私、「マルコビッチの穴」以外、この監督さんの作品いいと思ってなかった・・・・
着眼点は面白いのですが、見ていて正直、だから何?と言いたくなるような感じ。
声を演じるスカーレット・ヨハンソンは、姿が見えずともハスキーなセクシーボイスで、彼女の姿が目に浮かぶような感じがしました。
そして、ユーモア溢れる魅力的な彼女は、声だけでも充分好きになってしまうというのもわかります。
いくら容姿が良くても喋ってて全くつまんない人っていますもん。

しかし、イマイチ私にはこの映画がラストまで、だから何なの?と言いたくなるような内容でした。
すいません、この映画好きな方には。

最近は好きな俳優さんの主演作がさほど公開されないのですが、気になる作品はあるので暇を見つけて見に行こうと思います。
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by tabbythecat | 2015-07-06 16:22 | 映画
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