ペットシッターブログ

知人の訃報

さて、パナマ文書の事でも書きたい所ですが。
あ、イマイチよくわかってなかった(笑)報道規制かかってるようですね。

先週末、突然の知人の訃報。
1年半前から闘病生活をしてた彼女。まだ30代後半でした。

30代で、というと出てくる言葉はやはり「まだ若いのに。」とか「可哀想に。」
となってしまうし、私自身も他人から聞かされたらそう答えてしまうかも。
ここ最近思うのは、ただ早いか遅いかってそれだけなんじゃないかなと。

勿論、もっと長く生きて欲しかった、誰でもそう思うはずだけど彼女はとても賢くて強い女性だったから、きっと彼女なりの人生を精一杯生きたはず。
誰だって遅かれ早かれ病気になる事はあるし、長生きして病気知らずって人は本当にまれだと思うし。

10代、20代の頃は死が身近でなくて、遠いもののような気がしてました。
30代になってから、身内の死が続き、祖父・叔母・父・叔父と死に直面する事が多くなりました。

フェレットを飼っていた頃、セカンドオピニオンでお世話になった動物病院の院長先生の言葉が今でも私の支えとなってます。
長男フェレットのポーリーが、もう長くはないだろうとわかっていたけれど、失う事がとても怖くて、診察中に取り乱して泣いてしまった事がありました。
お会計待ちしている私の所へ院長先生が顔を出して、
「あのね、動物って先に死ぬんだよ。仕方ない事なの。人間だっていつか死ぬんだからさ。」
この言葉を聞いて、気持ちがフッと楽になった気がします。
ぶっきらぼうな言葉だけれど、私はその時「そういえばそうだ。」と妙に納得したんです。
その後もメールで相談をしたりすると、電話をかけてきて下さって話を聞いてもらったりと今でも感謝しています。
かかりつけの先生にも、獣医さんには本当にお世話になりました。

少し脱線しましたが、長生きすればいいとか一概には言えないと思うんですよね。
映画「グリーンマイル」のセリフじゃないけど、長生きした分だけ大切な人たちの死に直面し、見届けなければならなかったっていう事もある。

けれど、Facebookを見たらつい何年か前の写真には元気だった頃の彼女がいて、やはりいなくなってしまった事が信じられなくて。
彼女はいなくなってしまったのに、皆は普通に生きていて会社に行ったりご飯を食べたり、TVではくだらない番組がやってる。
日常生活は当たり前だけど、普通に続くんだなと。
私だっていつ病気になるか、そんなのはわからないものです。

去年、間抜けにも愛猫に噛まれ手術しなければならなかった時、自分が切開して縫うだなんて一生ないと思ってたからすごく怖かったんです。
でもその時、闘病生活をしてる彼女を思い出して、私なんかよりよっぽど大変な思いしてるんだ、こんな事くらいで怖がっててはいけないと励みになったよ。
お化粧全くしないでいつもすっぴんで、飾り気のなかった彼女だけど、誰よりも素で美人だった。
整った顔立ちで、着飾る必要もない人だったんだよね。
皆必死で化粧して頑張ってオシャレしてるのに、それだけで恵まれていたんだよ。

ご冥福を心からお祈りいたします。
本当に本当にありがとう。


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by tabbythecat | 2016-04-10 22:25 | 独り言
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