ノクターナル・アニマルズ全くノーマークだったんですが、我が妹が絶賛していた「ノクターナル・アニマルズ」を日比谷シャンテにて鑑賞してきました。 主演はエイミー・アダムスとジェイク・ギレンホール。 演技に定評があるこの2人が出てるってだけで安心して見れますね。 2人とも結構好きです。 「IT」見に行こうかなー、どうしようかなーと悩んでいたんですが、内容のしっかりした作品が見たくて迷わずこちらに。 ミステリーは好きなので、期待も大でした。 監督はデザイナーのトム・フォード。 初監督作の「シングルマン」は見てないので、今回初見です。 しかし、デザイナーで成功してて監督までやってて、なんて多才なんでしょう。 グッチを立て直した人なんだそうですよ。 映画の感想ですが、面白かった!! 今年見た中では「ラ・ラ・ランド」の次に良かったなあ。 ストーリーは、アートディーラーのスーザン(エイミー)にある日元夫(ジェイク)が書いた小説の原稿が送られてくるのですが、読み進めていく内にその世界にのめり込んでいく・・・という内容。 現実と小説、過去の3つの世界が交錯していくのですが、その映像は見事です。 とにかく冒頭から圧巻でして。 太ってダルダルの体の醜い女性が3人出てきて何故か踊りまくっているという悪夢のようなオープニング。 何だこれ・・・・と呆気にとられてしまいました。 スーザンのギャラリーのアート作品なのですが、彼女の心の醜い部分を表している?との解釈なのかな。(監督のインタビューによると) 小説の部分の展開がもうドキドキで、スーザン動揺ハラハラしながら私自身も入り込んでしまいました。 結構ひどい話で、もうやめてーと思いながら。。。だって実際にありそうな話なんですもん。 家族3人で車で旅に出る道中に、男3人が乗った車に煽られて、途中で止められてって。 日本でも最近ひどい事件ありましたよね。 もう車で旅行とか怖いと思ってしまった。 とにかく主役2人の演技が素晴らしくて、表情が場面によって変わるのね。 現在のスーザンは夫に浮気されていて、不眠症だったりでとても疲れたような死んだような表情で。 小説の中のトニーは、「ナイト・クローラー」の時のジェイクを彷彿とさせるやつれっぷり。 なのに、2人が結婚する前にNYで再会した場面になると、初々しい恋をした表情で目がキラキラなんです。 ジェイクの表情がニコッとアヒル口のいつもの可愛い青年になってました。 あの目のキラキラって恋している人が出せるものですよねえ。。 さすが役者だなあって感心してしまった。 ラストシーンも私は好きですね。 自分を裏切った妻への復讐って事で。 所謂、ラストは見た人の解釈にゆだねる感じです。 つくづく最近のジェイクは、大人になったというか、可愛い青年からすっかりお父さんをやるような年齢になったなあと。 役者として成長しましたね。今後も楽しみな俳優さんです。
by tabbythecat
| 2017-11-29 23:53
| 映画
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